ご相談内容
被害者 |
30代・会社員・男性 |
部位 |
肘 |
傷病名 |
肘頭骨折 |
後遺障害等級 |
14級9号 |
獲得金額 |
約445万円 |
ご依頼者は、バイクで交差点を直進しようとしたところ、左折しようとした前方の自動車と衝突する交通事故の被害にあいました。
この事故により、ご依頼者は左肘を骨折してしまいました。
治療は既に終了しており、保険会社からは事前認定により後遺障害認定は非該当との結果が出ていました。
また、加害者は既に弁護士へ委任しており、ご依頼者は弁護士と直接物損について交渉していましたが話がまとまっていない状況でした。
このような中、ご依頼者は、相手方弁護士との示談交渉や、後遺障害の異議申立についてご相談に来られました。
サポートの流れ
項目 |
サポート前 |
サポート後 |
増額幅 |
後遺障害等級 |
非該当 |
14級 |
– |
入通院慰謝料 |
|
180 |
180 |
休業損害 |
|
250 |
250 |
逸失利益 |
|
65 |
65 |
後遺障害慰謝料 |
|
110 |
110 |
入院雑費等 |
|
5 |
5 |
物損 |
|
20 |
20 |
調整金 |
|
35 |
35 |
過失相殺等 |
|
-220 |
-220 |
過失割合 |
80:20 |
85:15 |
|
合計 |
提示なし |
445 |
445 |
単位:万円 |
まずは、後遺障害の異議申立が通る可能性について、医療記録等を検討しました。
そして、異議申立が通る可能性があると判断したため、主治医に医療照会を行い、その結果を基に異議申立をしました。
その結果、非該当から14級9号へ変更がなされ、後遺障害認定を獲得することができました。
そこで、物損も含めて相手方弁護士と交渉をしましたが、過失割合や物損額について交渉が難航したため、依頼者の希望により裁判をすることになりました。
解決内容
裁判中に、過失割合は相手方弁護士主張の80:20から85:15へ変更されるなど、概ねこちらの主張が通る内容で和解が成立しました。
その結果、自賠責保険分を含めて約445万円(治療費は除く)の賠償金を得ることができました。
所感(担当弁護士より)
本件のように、事前認定では非該当で後遺障害認定が認められなくとも、適切な資料を集めて異議申立をすれば、後遺障害認定がなされる可能性があります。
もっとも、やみくもに異議申立をしたところで結果が変わることはないため、異議申立が通る可能性があるかを異議申立の経験豊富な弁護士に相談するのが良いと思います。