50代・会社員・男性

むちうちで後遺障害14級が認定され、裁判基準に近い金額で示談した事例

後遺障害等級
併合14級
傷病名
頚椎捻挫・腰椎捻挫
保険会社提示額 最終獲得額
提示なし 370万円

ご相談内容

被害者 50代・会社員・男性
部位 首・腰
傷病名 頚椎捻挫・腰椎捻挫
後遺障害等級 併合14級
獲得金額 約370万円

ご相談者は、交差点手前で停車中に、後方から来た自動車に追突されるという事故に遭いました。
この怪我により、むちうち等の怪我を負ってしまい、治療を継続しましたが、症状は残存してしまいました。
そこで、後遺障害認定や適正な慰謝料がもらえるのかについて、シーアクトの弁護士にご相談いただきました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 併合14級
既払休業損害 83 83
示談金 287 287
合計 提示なし 370 370
単位:万円

ご依頼者は治療が終了したため、後遺障害の申請をすることにしました。
後遺障害の申請方法には被害者請求と事前認定の2種類の方法がありますが、今回は依頼者の希望により事前認定の方法で行いました。
約2か月後、無事に頚椎捻挫と腰椎捻挫で併合14級の後遺障害が認定されました。
後遺障害認定の結果が出ると、直ぐにご依頼者と打合せをして、損害賠償額を裁判基準で算定しました。
そして、直ぐに示談交渉を開始しました。
基本的に、大きな争点はありませんでしたが、裁判になった場合には既払となっている休業損害について、休業期間の相当性は争点になることを予想した上で示談交渉を進めました。

解決内容

示談交渉では、加害者側の保険会社担当者が、少しずつ示談金額を上げてくるタイプであったため、そのたびに増額交渉を繰り返し、やや時間がかかりました。
結果的には、裁判基準に近い金額で示談が成立しました。

所感(担当弁護士より)

骨折等のないむちうちの怪我でも、後遺障害14級が認定されると示談金は数百万円になります。
後遺障害認定の申請方法には被害者請求と事前認定の方法がありますが、当事務所では基本的にご依頼者の希望する方法で行っています。
弁護士によっては、全て事前認定で行ったり、逆に全て被害者請求で行うこともありますが、私はそれぞれのメリット・デメリットを詳しくご説明した上で、ご依頼者に選択してもらっています。
昔は、全件被害者請求で行っていた時期もありましたが、ご依頼者の上京や正確によって希望がちがうため、現在は柔軟に対応できる選択制の方がご依頼者様の満足度が高いと感じています。

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