①50代・会社役員・男性 ②40代・会社員・女性

同乗中に事故にあった社長と従業員が弁護士に依頼して、併せて約221万円の賠償金を得た事例

後遺障害等級
治癒
傷病名
頚椎捻挫・腰椎捻挫(むちうち)
保険会社提示額 最終獲得額
0万円 221万円

ご相談内容

被害者 ①50代・会社役員・男性
②40代・会社員・女性
部位 首・腰
傷病名 頚椎捻挫・腰椎捻挫(むちうち)
後遺障害等級 治癒
獲得金額 約221万円(①86万円②135万円)

ご相談者様は、同じ会社の社長と従業員でした。お二人は車に同乗中に、後方から来た自動車に追突されるという事故に遭いました。

お二人とも、事故によりむちうちの怪我を負ってしまい、半年近く通院したところ、症状が良くなったので、示談交渉を弁護士に依頼するために、当事務所の弁護士にご相談いただきました。

なお、事前に保険会社に確認してもらい、お二人とも弁護士費用特約をご利用してご相談にいらっしゃいました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 治癒 治癒
入通院慰謝料(①) 0 86 86
入通院慰謝料(②) 0 86 86
休業損害(②) 0 49 49
合計 0 221 221
単位:万円

まずは、お二人の損害項目として主張できるものに抜けがないか、詳細に聞き取りを行いました。

お二人とも、事故後仕事は休んでいませんでしたが、従業員の方は兼業主婦であり、家族のための家事も行っていることが判明しました。

そして、むちうちの症状によって、家事にかなりの支障が生じていることも判明したため、さらに詳しく、家事労働への支障状況について聞き取りを行いました。

その上で、社長については慰謝料を、従業員については慰謝料と主婦としての休業損害を請求することとして、示談交渉を開始しました。

解決内容

弁護士が加害者の保険会社担当者と示談交渉を継続した結果、慰謝料については裁判基準満額で認めてもらうことができました。

また、主婦としての休業損害についても、今回の事例のケースにしては比較的高額な金額で支払ってもらうことができました。

結果的に、社長は約86万円、従業員は約135万円を獲得する内容で示談が成立しました。

所感(担当弁護士より)

同じ車に乗っていて、同じ事故にあい、同じような怪我・症状であっても、依頼者の特性などのその他の事情により請求できる金額が変わることは珍しくありません。

例えば、今回のように、会社の代表者と兼業主婦では、休業損害を請求できるかどうかが変わってきます。

最近は、法律事務所のウェブサイトやホームページに様々な解決事例が載っていますが、自分と似たような事例であると思っても、人によって、実際には請求できる項目や金額が違うこともあります。

ですので、保険会社から示談金の提示が出た場合には、ネットで似た事例を検索するだけでなく、実際に個別的な事情を含めて弁護士に相談した上で、増額可能性について確かめた方が良いでしょう。

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