離婚と税金

離婚する場合に関係する税金について解説します。

離婚で問題となる税金

離婚で問題となる税金は、給付を受けた方が支払う贈与税と、給付をした方にかかる譲渡所得税の２つです。

財産分与と税金

財産分与をもらった方は原則として非課税となります。
ただし、その金額が過大な場合は、贈与税が課される可能性もあります。
財産分与を払った方は、不動産などで給付した場合譲渡所得税が課されます。詳しくは税理士にご相談ください。

養育費と税金

養育費は原則として非課税となります。
ただし、名目上は養育費であっても、その金額が過大であったり、将来分を含めて一括で渡したりした場合、養育費をとして実際には使っていない場合には、養育費ではなく単なる贈与として贈与税が課される可能性があります。

慰謝料と税金

慰謝料は損害賠償なので、原則として非課税となります。
ただし、これも名目上は慰謝料であっても、その金額が過大であるなどの場合は贈与税が課される可能性もあります。