離婚と子供の問題
子供がいる夫婦が離婚をする場合、親権をどっちが取るか、養育費をいくらにするか、離婚後に子供とどうやって会うかなど、子供に関して決めておくべきことはたくさんあります。
離婚することは子供にも強い影響を与えることになりますから、離婚にあたって子供の幸せを考えることは、最も重要なことといえます。
そのため、子供に関することを曖昧にしたまま離婚するのは絶対に避けなければいけません。
どうするのが子供にとって一番良いのか、弁護士に相談して一緒に考えましょう。
離婚と子供のよくあるご相談
- 養育費をどのくらいもらえるのか知りたい。また、確実にもらえるにはどうしたらよいか知りたい。
- 離婚したが養育費を払ってくれない。養育費を増額したい。養育費を減額したい。
- 子供の親権をとりたいが、どうなるのか知りたい。
- 別居中や離婚後にも子供に会いたいが相手が応じない。
親権の問題
親権とは、未成年者が一人前の社会人としての社会性を身につけさせるために、身体的に監督・保護し、精神的成長を図るために配慮すること、その財産を管理することを内容とする権利・義務のことです。
親権をどちらの親が取るかは、子供にとってどちらが良いかという観点から判断されます。
養育費の問題
養育費とは、子供が一人前の社会人として自立するために必要な費用ことをいいます。
養育費をいくらにするかは、原則として算定表をベースに計算することになります。
面会交流権の問題
面会交流とは、離婚後に、親権を取らなかった側が、子供と会ったり交流したりすることをいいます。
面会交流の頻度、場所、時間などは、子供のことを第一に考え、まずは夫婦の話し合いで決めることになります。
子の引き渡し
別居中に同居している子供を、相手が勝手に連れ去ってしまった場合などに、子供の引き渡しを求められるかが問題となります