民事訴訟を起こされた方へ【裁判所から手紙が届いたら】
「いきなり裁判所から手紙が届いた!」
「詐欺なのか本物なのかわからない・・・」
「書いてあることが間違いだらけだ!」
いきなり裁判所から手紙が届いて、どうすれば良いかわからないという方もいらっしゃると思います。
どうすれば良いのか、注意すべき点はなにか、ご説明いたします。
裁判所から手紙が届いたら・・・
まずは、裁判所から届いた封筒を必ず開封して中身を確認してください。
詐欺かもしれない、言いがかりに過ぎないと、本当に裁判所から来た訴状を無視してしまうと、そのまま裁判に負けてしまいます。
そうすると、身に覚えのない請求が認められてしまうこともあるんです。
必ず中身を確認して、どんな内容が書いてあるかチェックしてください。
内容の確認と弁護士への相談
次に相手の主張が正しいのか、間違っているところがあるのかを確認してください。
大体は合っているけど、一部は違うという場合、その一部が重要な事実であることもあります。
もし少しでも違うところがあったら、直ぐに弁護士に相談してください。
また、書いてあることが全部正しかった場合には、請求されている金額を払うことができるかが問題となります。
払えるかどうかを自分の財産状況や家計状況を見て、検討してください。
分割なら払える、一部なら払える等も検討してください。
反論は支払方法の検討
相手の主張に間違いがある場合には反論を出す必要があります。弁護士に相談してどのような反論をしたら良いかを検討しましょう。
相手の主張は合っているけど請求されている金額を一括では払えない場合は、分割払いや一部払いの提案をすることになります。
答弁書にこれらの反論や提案を記載して裁判所に提出しましょう。
裁判へ出席
裁判所からの呼出状に書かれた期日に裁判所にいって裁判に出席しましょう。
どうしてもその日都合がつかない場合は答弁書を出して、その日は都合が悪いので出席できないが別の日ならいけると記載するか、そのように裁判所に連絡しましょう。
弁護士に依頼すれば、弁護士が代わりに裁判所に行くのであなたが裁判所へ行く必要はありません。
裁判所から書類が届いたら直ぐに弁護士に相談してください!
裁判が進んでからだと弁護士に相談しても手遅れになってしまうこともあります。
まずは相談だけでも早めにしておく必要があります。
依頼するかどうかはその後ゆっくり考えればいいんです。
弁護士費用を払うほどのメリットがない場合には、裁判のご依頼を受けずに、継続相談のみで本人による裁判をサポートすることができます。
争うところがあまりない場合でも、弁護士に依頼すれば、裁判所へ行く必要がなくなり会社を休む必要もなくなります。
まずは今すぐ弁護士へご相談下さい。