この記事の結論
- 離婚の決意が固いなら、できる限り別居したほうが話は進みます。
- 裁判まで進んだ場合、別居期間の長さが結論を左右します。
- 別居する前に、財産の資料を集めてください。出てからでは手に入りません。
離婚を考えたとき、別居すべきかどうか。するとしてどう進めるか。
順に説明します。
別居したほうがよいのか
話し合いですんなりまとまりそうなら、別居しなくても離婚できます。
問題は、そうならない場合です。
同居のままでは話が進まない
同じ家にいて何度話しても離婚できないなら、別居しない限り動きません。
調停の効果が薄れる
協議で進まなければ調停になりますが、同居したまま調停をすると、その日のうちに同じ家へ帰ることになります。
期日と期日のあいだに新しい争いが生まれたり、自宅で口論になったり。裁判所で冷静に話した意味がなくなります。
裁判では別居期間が重要になる
調停でもまとまらなければ裁判です。そこで離婚が認められるかどうかは、別居期間の長さに大きく左右されます。
同居を続けている間は、この期間が積み上がりません。
離婚の決意が固く、調停も考えているのであれば、別居したほうがよいのは間違いありません。
どう別居するか
できる限り、話し合って決めてください。
別居すら認めてもらえない状況であれば、置き手紙を残して出るしかないこともあります。
DVがある場合は話し合わないでください
別居の相談をすること自体が危険です。別居先を知られないように、密かに出てください。
出る前にやっておくこと
別居すると、財産分与のための資料が手に入らなくなります。
相手名義の預金、保険、株式。家の中にある書類でしか分からないものが多くあります。出てしまえば、もう見られません。
別居する前に、財産に関する資料をコピーしておいてください。写真を撮っておくだけでも、後から手がかりになります。
出る前にご相談いただくのが理想です
何を集めておくべきか、どのタイミングで出るか、出た後どう進めるか。別居してからでは取り返せないものがあります。まだ同居中の段階でお聞かせいただければ、順番を組み立てられます。
