【選ばれる理由2】様々なパターンの解決実績
私は、交通事故の中でも様々なパターンの案件を扱ってきました。
おそらく、ここを読んでいただいているお客様と同種・類似の案件も取り扱った経験があると思いますので、安心してご相談下さい。
解決実績の重要性
交通事故業務には専門性が必要ですが、このような専門性を高めるためには、交通事故の様々な案件を解決した経験が重要です。
もちろん、書籍や研修などで一定の知識を習得することはできますが、実際に案件を処理する中で、調査・検討することによって得られる経験と知見はとても大きなものです。
ですので、交通事故を弁護士に依頼する際には、その弁護士がどれくらい交通事故業務を解決した経験があるかがとても重要になってきます。
事務所ではなく弁護士個人の実績が大事なわけ
弁護士事務所には、一つの事務所に何十人と弁護士がいる事務所、1人または数人だけの事務所、支店毎に1人または数人の弁護士がいる事務所などがあります。
意外と知られていないのは、この内のどの事務所を選ぼうとも、交通事故の事件を処理するのは、結局は1人またはせいぜい2人の弁護士でるということです。
つまり、お客様の事件を担当する弁護士個人が誰であるかが重要なのであって、事務所がどこかはあまり関係ないのです。
そうすると、担当の弁護士個人にどの程度交通事故の実績と経験があるかが大事ということになります。ところが、大規模の事務所では、ホームページ上で弁護士個人毎の実績を公開しているところはみあたらず、あくまで事務所の弁護士全体の実績を公開しているにすぎません。
そのため、お客様としては、自分の事件を担当する弁護士個人にどの程度交通事故の処理実績があるかがわからない状況になってしまっています。
ホームページの処理件数のアピールだけではわからない
弁護士事務所のホームページでは、相談件数、解決件数などをアピールしているところも珍しくありません。このサイトでも、このような処理件数を表示しているところがあったかと思います。
先ほど説明しましたように、弁護士がたくさんいる事務所では、この件数も合算されているので、お客様の案件を担当する弁護士個人がどの程度、交通事故の処理実績があるかはわかりません。
また、それ以上に重要な事実があります。実は、処理件数だけでは、交通事故にどの程度詳しいかということはわからないということです。
たしかに、担当する弁護士個人の処理件数が少ないよりは、多い方が良いかとは思います。ところが、交通事故に関する事件処理は、件数が多いほど実績があるというわけではありません。
例えば、追突事故を100件扱った経験があっても過失割合の争いには詳しくなることはありません。軽傷の事故を100件扱っても、重度後遺症事故の損害に特有な争点にも詳しくなれません。
このように、単に処理した件数よりも、依頼者の状況と同種の事故や怪我について処理した経験があるかの方がはるかに重要になります。
むちうちと高次脳機能障害の事故では必要な知識は大きく異なる
特に、高次脳機能障害になったしまった被害者の方にとっては、むちうち被害者の示談交渉を100件やったことがある弁護士よりも、高次脳機能障害の被害者の案件を10件やったことがある弁護士の方が知識や経験が活かせることになります。
そのため高次脳機能障害のケガを負ってしまった場合は、高次脳機能障害の被害者の交通事故案件を多数取り扱ったことのある弁護士に依頼するのがおすすめです。
示談交渉の依頼だけでも裁判の経験が重要なわけ
他にも、示談交渉だけを100件経験がある弁護士よりも、交通事故の裁判の経験が10件ある弁護士の方が、示談交渉でも裁判の経験を生かすことができます。
交通事故の示談交渉というのは、単に強く言えばより多くのお金がもらえるというわけではありません。
示談交渉においても、裁判で必要な立証を踏まえて、証拠を提出したり、逆に裁判になった際の争点を予測して示談交渉することによって、より有利に示談交渉を進めることができます。
ですので、裁判にはしたくないと考えているお客様も、示談交渉だけでなく交通事故裁判の経験豊富な弁護士に依頼するのが大事になります。
レアケースの対応もしています
これまで多数の交通事故案件を扱ってきたので、中には前例がないか、あっても数少ないレアケースの事件も扱ってきました。
このようなレアケースの案件では、その度に調べなければならないことが多いのですが、これも重要な経験となっています。
賠償金が約4億円の重傷事故から数万円の物損事故まで幅広い経験
私は、裁判前に保険会社からは1円も支払わないと言われていた案件で、数年の裁判を経て約4億円の賠償金を獲得することができた事件、保険会社から過失割合が90:10と言われていた案件で、裁判で徹底的に過失割合を争い、過失割合を10:90と大逆転した事件、自賠責保険で認められていなかった後遺症を裁判で認めさせた事件、裁判高次脳機能障害の等級が激しく争われた事件など、複雑な事件も多数取り扱ってきました。
金額でいえば、数千万円から1億円以上の賠償金を獲得した裁判もかなりの数を経験しています。
また、他方で、数十万から数百万の示談交渉を短期間でまとめるなど、少額の案件や、示談交渉のみでできる限り短期に解決を導いてきた経験もあります。
それ以外にも、裁判にせずとも、粘り強く示談交渉を継続し、多少時間はかかったものの数千万円の示談金を獲得したケースも多数あります。
人損事故だけでなく、損害額が数万円から数十万円の物損事故の裁判もかなりの数を経験してきました。
このように、交通事故という一つの分野であっても、様々なパターンの事件を経験していますので、きっとご相談者の方と類似した状況の事件も取り扱ったことがあると思います。
これまでの経験を生かして、依頼者の状況をできる限り有利にしたいと考えていますので、是非ご相談下さい。